「お庭が広くてかわいいデザインのおうちに住みたい」

「家族みんなが心地よく住める家がいいなー」

 

将来への夢が膨らむ、わくわくの家づくり!

間取りやデザイン、機能性など、気になることはた~くさんありますよね。

 

でもやっぱり、皆様が一番気になるのはお金のことですよね。

 

一生のうちで一番大きなお買い物になると思われる住宅購入だからこそ、住宅ローンのこと、ある程度の基本だけでも知っておきたいところです。

 

しっかり知識を持って賢く家づくりをすれば、なんと金利だけで100万円以上お得になることもあるんです!

 

「お金のことになるとややこしいし、数字とか苦手で目を覆いたくなります」というあなたも、100万円節約できるとなれば、話は別ですよね!

 

住宅ローンの仕組みや制度のこと。

深入りすると迷宮入りしてしまいそうなので、基本だけ簡単に解説していきたいと思います。

 

「フラット35」って聞いたことありますか?

「フラット35」、言葉だけは知ってるけど、実際のところよくわからない…という方もいらしゃるかもしれませんが、こちらは住宅ローンの一種です。フラット=金利固定、35=35年のローン、という意味で、「フラット35」は、民間金融機関と住宅金融支援機構が提携して提供する最長35年の全期間固定金利の住宅ローンになります。

 

「フラット20」は固定金利で借入期間が15~20年のローン、「フラット50」は長期優良住宅を取得する場合に利用できる最長50年の全期間固定金利住宅ローンで、わかりやすい名称ですね!

 

 

金利固定なので、借入時に借入金利と返済額が決まるのがメリット!

変動金利で、返済額が上がったり下がったりして一喜一憂こともなく、安心して返済を行うことができる安定したローンなんです。

住宅購入を行う時の標準的なローンですが、このノーマルな【フラット35】、省エネ&耐震住宅が標準になってきている現在は、新築ではもう使えなくなっています。

 

最低でも、【フラット35】Sの金利Bプラン以上の仕様でないと、利用できない制度に変わっているんです。

(※中古住宅の場合は、引き続き【フラット35】の利用も可能です)

 

【フラット35】Sで100万円以上の金利優遇も…!

では、新築で求められる【フラット35】Sってなーに?というと…

こちらは、省エネ&耐震仕様の長期優良住宅を建てる場合に適用されるローンで、借入金利が一定期間引き下げられるんです!

 

 

条件を満たした場合、借入から最初の5年間、年0.25~0.75%の金利引下げが適用されます。

……とはいえ、こんなパーセンテージで示されてもよくわかりませんよね。

 

「年間1%以下だし、大して変わりないんじゃない?」という方のために、3,000万円借り入れた場合の具体的な試算例を見てみましょう!

 

※画像はすべて住宅支援機構公式サイト「フラット35」より引用しています

 

上記の例を見ていただければわかるように、【フラット35】SのZEH住宅であれば、なんと総返済額が120万円以上もお得になるんです!

年間1%以下で、当初5年間限定の金利引下げとはいえ、額が額なだけに、ものすごく大きな差が生まれますね!

 

「じゃあ、この金利がお得になる【フラット35】Sは、どんな家に適用されるの?」

 

そこが気になるところですが、長くなりましたので、これ以降は次回解説していきますね!