先日は、「玄関の鍵をなくしてしまった」という方から、鍵交換のご依頼をいただきました。
こちらのTOSTEMの玄関。
現場調査後にメーカーに確認したところ、玄関戸の厚みが40mmか42mmかでシリンダーの種類が変わるということで、再度調査に行きました。
玄関戸の厚みを測ってみたところ、厚みは42mm。
しかし中錠の品番は、扉の側面の厚み部分に表示してあり、扉を外してみないと確認ができません。
でも、品番確認のためだけに、引き戸をすべて取り外すのも大変ですよね…。
そこで、扉の隙間から鏡を差し込んで、中錠の品番を確認してみることに…
この細い隙間から、なんとか品番が確認できました!
さらに、どこかに他のヒントとなる品番もないか調べ尽くしたところ、こちらにも品番を発見。
QDE-703の品番の刻印が読み取れます。
このように、あらゆる角度から調査をし、玄関戸の厚みまで調べ、ようやく
【戸先錠×2】
MIWA QDE-703
厚み42mmタイプ
【中錠】
鏡で発見
MIWA QDE-711
の品番を特定して、発注に至りました!
「ありえの家」は工務店のはずですが、まるで探偵のような仕事でした。
日々、様々なご依頼をお受けしていますが、このように現場や状況に応じて、頭を使って工夫しながら対応していくのも面白いものです。
ほかにも、「私道持分」といって、家の前の道路の所有権をもつ人たちの通行承諾書を得るために、その方たちの所在を追ったりと、探偵の捜査のようなことを行うことも…。
いろんな経験を積みながら勉強になることも多く、学びの連続で刺激的な毎日です。