大規模リフォームを行った阿蘇市のT様から、「カバ桜の床材にひびが入っている」とのご連絡を受け、張り替え作業に行ってきました。

 

 

無垢材は、自然のままの木が水分を吸ったり出したりするため、どうしても乾燥してひび割れしたり、反りかえったり、目地がすいたりという現象が発生します。木が生きている証ではありますが、そういったデメリットもあることをご理解いただければと思います。

 

 

今回は、床材を張り替えて対応することになりました。

まず、ひび割れしている部分をノミで削っていきます。

 

 

切れ目を入れながら、少しずつ木材を削り取っていきます。

 

 

きれいに削れたら、ここに新しいカバ桜の板をはめ込みます。

 

 

このように床を張り替えて補修作業が終了しました。

 

 

四角い穴にピッタリと板をはめこみ、きれいに仕上がりました。

 

 

ほかにもひび割れしていた箇所があったので、同じように張り替えをしてきました。

 

 

無垢材は乾燥により変形やひび割れなどしやすいというデメリットを理解していただいた上で、無垢床材の自然塗装品を使っていただくと、夏はサラサラ、冬は暖かく過ごせます。エアコンの風向きを変える、加湿器をつけるなどの対処法もあるので、経年変化も楽しめる自然素材の無垢材と、これからも長くお付き合いいただければと思います。