1月末、稀にみる大寒波で雪が積もり、路面も凍結した日に、金峰山の方のお家で、「エコキュートが凍結し故障した」との連絡がありました。

 

すぐに現場に点検に行き、メーカー修理を手配したのですが、その翌日、原因は不明ですが、エコキュートが使えるようになったとのこと。「点検にも来てもらいましたし、手数料はいくらですか?」とお尋ねがありましたが、「いつもお世話になっているので、今回は無償で大丈夫ですよ」と、点検確認はサービスさせていただきました。

 

 

すると、お礼としてお酒を1本いただいてしまいました。お客様のお気持ち、ありがたくいただきます。

 

メーカーに直接点検を依頼する場合は、現場確認し、点検を行うだけでも1万円はかかるので、またエコキュートが使えるようになって、本当によかったです!また不具合が起きた場合は、メーカーの方に対応をお願いしようと思います。

 

ちなみにエコキュートは、夜間にお湯を沸かして、タンクに溜めておくもので、寒さが厳しくなると、タンクと浴槽などをつなぐ配管が凍結して、お湯が出なくなったり、エラー表示が出ることがあります。

 

エラー表示が出ている場合は、いったん漏電遮断器をオフにし、1分以上経過してから漏電遮断器をオンにすると、エラー表示が解除されます。その後、配管を解凍する必要がありますが、気温が上がるのを待って自然解凍するか、急いで融解したい場合は、配管部分にタオルを巻いて、ぬるま湯をかけて、じわじわと溶かすのが良いようです。

 

今回は、翌日に気温が上がるのと同時に、配管の凍結が解消されて、正常に動くようになったのかもしれません。

 

こういった凍結トラブルの防止策として、以下のような方法もあります。

 

1.フルオート機能がある場合は、浴槽にお湯を残しておく。

2.少しだけ水を出しておく。

3.給湯配管にカバーを取り付ける。

4.凍結防止用のヒーターを取り付ける。

 

気温が低くなると、水道や配管のトラブルが続出するので、事前に対応ができる場合は、凍結防止の対策をしていただくと、安心して寒波も乗り切れそうですね。